絵画「病む女」シリーズ 

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病む女Ⅰ 第70回 一宮市美術展洋画部門 特別賞

 

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病む女Ⅱ

 

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病む女Ⅲ

 

中部二科展入選!

 

「病む女シリーズ1作目と3作目に対する作者の想い」

2つの作品について説明します。二人の女の人が描いてある絵は、一宮市美術展で特別賞をいただきました。その際の審査員のコメントを以下に抜粋します。

「最初に作品から受けた印象は暗く病的な雰囲気でしたが、題名を見て納得しました。

まさに病気に対する不安の感情が伝わってきます。美しさを追求する作品とは違って、こうした心の内通を追求した作品も見る人の心に深くせまってきます。」とのことでした。

本当にその通りで、この絵を描き始めた時は美しさを追求する作品などとは思いもつかず痛みと戦う自分をいつも客観的に見てみたいと思うようになりました。こんなに苦しい病気と闘う女性は時には死にたいと思うだろうし、時には健康な人を羨ましいと思ったり、フクロウのように黙って見つめながら、頑張ってると見守る事もあれば嬉しいし、そんな私が綾子劇場を描くとこんな感じになるのだと思います。絵とは心の内面を描くことができるので、これからもこの病気と立ち向かう以上このシリーズを描き続けたいと思い、

2作品目も題目は病む女です。この作品には子供出てきます。これは私の娘が幼稚園の年中の時にこの病を発症したことを回想し、私も娘も出口ものない戦いが始まり、私は病と闘い、娘はまだ幼いのに母が難病に侵され、精神的に追い込まれ病的にテレビを見る様子を描いたのがこの作品です。この作品は中部二科展に入選しました。

 

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病む女Ⅳ

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病む女春を待つ